盲導犬協会の1000頭目にあたるセロシアが産まれて・・いろんな人の手を経て盲導犬として巣立っていくまでのドキュメンタリーです。
パピーウォーカーの下で1年という子犬時代をすごしてその時代に人との愛情と信頼を作るのだそうです。
盲導犬になるにはその後厳しい訓練をしていかなくてはならなくて・・
パピーの時代の愛情が厳しい訓練にも絶えれる力となるのだそうです。
やはり幼年期の愛情というのが大事なんだなぁ・・と感じました。
盲導犬の育ちかた訓練の方法、ペアとなる人との訓練など写真で追っているのでとてもよくわかります。
この絵本は2008年の課題図書にもなりました。
盲導犬を育てる指導委員の原さんのやりがいは「さまざまな人と出会えること」と言っています。
目の不自由な人が盲導犬との出会いによって世界を広げていく。
人との出会いが好きな原さんが人との出会いを作る仕事をしているのってすごく素敵だとと思います。
この絵本を読んで困っている人に見て見ぬふりをせず「なにかお手伝いしましようか?」と声をかけれるひとが増えたらいいなぁ・・と思います。