引っ越しをして、おばあちゃんと離れてしまったくまのマルちゃん。
おばあちゃんが送ってくれた、りんごのお礼を言いたくて、手紙を書くことにしたマルちゃん。
それから、マルちゃんとおばあちゃんの文通が始まります。
郵便配達のおじさんが来てくれるのを、まだかまだかと待っていた時間。郵便の束の中に、自分宛の手紙を見つけた時の喜び。
子どもの頃のそんな情景を思い出し、私もマルちゃんと一緒に、ワクワクしながら、おばあちゃんからの返事を待ちました。
そのおばあちゃんからの返事のちぎり絵の素敵なことといったら!
返事を書いている時の、おばあちゃんの幸せそうな笑顔を思い浮かべて、こちらまで幸せな気持ちになりました。
心のこもったお手紙をいただくと、ほんとうに、温かく幸せな気持ちになります。
今はメールやラインでのやりとりが主流ですが、やっぱり手紙には、独特の良さがありますね。
時間をかけて紡がれた絵や言葉にのせて、幸せを運んできてくれるお手紙。
寂しかったマルちゃんも笑顔を取り戻し、友達もできました。
これからもずっと、おばあちゃんとの、楽しいお手紙のやりとりが続くことでしょう。
今度はどんな返事が届くのかな?
マルちゃんと一緒に、楽しみに待っています!