日本では虎ではなく『狼のまゆげ』という昔話で伝えられているらしいです。
虎が人間の本質を見抜いて、悪者は食べてしまう。
でも、心が純粋な小さな娘は、虎が化けた人間が、
虎だ!と見破ってしまいます。
純粋な心を持つ者は、虎と同じ力が宿っているという話。
絵は、虎の強さや人間の心の悪さ、少女の心のきれいさが、
うまく表現されていて、目でも楽しめる本です。
最後の、問いかけが一番ココロに訴えかけてきて、ドキッとしました。
私の心はきれいかな????
娘には、自信を持って、きれい! と言える子になってほしいです。