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サンサロようふく店」 ヒラP21さんの声

サンサロようふく店 作・絵:アン・ゼソン
訳:林 木林
出版社:TOY Publishing
税込価格:\1,650
発行日:2022年04月22日
ISBN:9784910671017
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 4
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  • 老舗洋服店の歴史

    韓国の洋服店歴史であることを考えると、とても興味深い絵本です。
    1代目創業直後のお店のカレンダーは1916年10月を示しています。
    日韓併合時代で、朝鮮総督府の統治下の朝鮮時代であったことと、ファッションの西洋化が始まった頃でしょうか。歴史感のある衣服が印象的です。
    戦後、創業者の三男が洋服店を立直した店のカレンダーは1959年。
    朝鮮戦争で、朝鮮半島が南北に分断されています。
    老舗としてのサンサロ洋服店も、次第に街の近代化の中で苦しむようになります。
    創業者の孫が店主になって、1996年を迎えます。
    職人技だけでは立ち行かない状況が生まれていました。
    犬の社会として、淡々と描かれる老舗洋服店の歴史ですが、日本に当てはめても面白い作品ですが、韓国の事情はいくらか違うかも知れません。

    投稿日:2022/06/25

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