人道支援に生涯をささげたマザー・テレサのお話です。
困ってる人や苦しんでいる人を見るとそのままにしておけないテレサの優しさは、本当に純粋で美しいものでした。
人間というものはつい自己中心的になってしまうものですが、テレサの献身的な行動がやがて人から人へ、小さな動きから世界中へと広がる大きな活動へと発展していきました。
決して平和と呼べない今の世の中を見ると、こんな時にこそ相手を思いやる優しさが必要なのではと思います。
世界を変えることは出来なくても、小さなことでもいい、何か一つでも自分の出来ることから始めてみることが大切だと思いました。
優しい色彩の挿絵もお話にとても合っており、心に沁みわたるようでした。