この絵本の監修の松谷みよ子さんは民話を通して、世界観を身につけ地球単位で、物を考えなければならない時代が来たと、告げています
その民話の中でもけっこう知られている「こぶとりじい」の絵本です
この手のものは色んな出版会社から出てますが、じいが踊りだすときの、アドリブのお囃子がとても味があります
こぶをとってもらったじいも、付けられたじいも、普通のじい様で特に、良い人とか欲張りとかではないのです
こぶがついてしまったじい様はやっぱりなんかついてなくてかわいそう・・・と子供の心にも残るようでした
挿絵は躍動感があり、天狗たちの話し声も聞こえてきそうです