一人でのんびり暮らしていた「おいら」のところに突然やって来た「ちび」は、「おいら」を父ちゃんだと言いました。
「おいら」は色々な疑問を持ちながらも、「ちび」を大切に育てます。
最初はとまどっていた「おいら」も一緒に過ごせば情が湧いて、血が繋がっていなくても「ちび」をかわいく感じます。
「ちび」は最終的にとんでもなく大きくなりましたが、それでもかわいいかわいい「ちび」ですね。
タイトルから、父ちゃんはちびっこなんだと認識しましたが、そうではなく「ちび」の父ちゃんという意味だったのですね。
最終的に「おいら」の方が小さい存在になったので、ちびっこの父ちゃんという意味も含まれているでしょうか。
なんだかほのぼのしていて、穏やかな気持ちになれる絵本でした。