「本」についての解説本ですので、小学校高学年以上くらい向けでしょうか。
紙の発明にさかのぼり、5000年の歴史、というわけです。
資料が豊富で、とても興味を引きますね。
私が小学生の頃、教科書の文字が美しいので、誰が書いたのだろう、
とずっと不思議だったのですが、
活字の存在を知って感動した記憶があります。
本を大切に、と伝えたい時に参考にお薦めするのにいいかもしれません。
実は図書館司書課程でも学んだこともあって、私には懐かしかったです。
ラストには古い子どもの本がずらりと圧巻です。
子ども達にとって大切な本、というメッセージが伝わってきますね。
この本を読んで本への感謝の気持ちを持ってほしいです。