図書館で「マレーク」の名前を見かけて、
「ああっ、『ラチとらいおん』の作者だぁ〜!」
と思って借りてきました。
1958年にブダペストで出版された
マレークの処女作品を40年経って、
日本のマレークファンのために手直しされたなんて
とっても嬉しいですね♪
物を大切にしない、主人公ガビ。
どんなオモチャも台なしにしてしまいます。
(ガビに破られた絵本の表紙は…ラチとらいおんの
らいおん君ですよね?)
お母さんがくれたクマのぬいぐるみ「ボリボン」のお腹も
はさみでチョキチョキと切ってしまいます。
でもボリボンの姿が見えなくなると探し回るガビ。
ラストは「物を大事にしよう」と思ってくれたようで
ちょっとホッとしました。
お母さんも「またどうせ破られるだろう」などと考えずに
ちゃんと縫ってくれたところがいいですね♪