我が娘は、ぬいぐるみが大好きです。1歳の頃にはいつもくまのぬいぐるみを抱っこしていていました。その時に、この絵本に出会い、よく読むようになりました。意味は分かっているのか???疑問でしたが、着せ替えごっこのページがお気に入りで、だんだん言葉が増えてくると、1人でそのページを見ては、「シャッカーしぇんしゅ、とこやしゃん…」と適当に絵を押さえて楽しんでいました。
2歳半で保育園にいくようになり、毎日、パンダのぬいぐるみをおんぶしているそうです。(今は夏ですが、ほとんど1日中おんぶしているそうです…)
最近、またよく読んでくれともってくるようになりました。今度はボリボンがいなくなってしまったことの意味が分かっているようで、「どこにもいません」というところでは、「あ〜〜」と大きな口を開けて、どうしよう…という表情をします。保育園で大好きなパンダのぬいぐるみがなくなった時があったのですが、その時のことも話してあげながら読んでいます。大切なものがなくなる時の気持ちも感じることができる絵本だと思います。
皆さんも書かれていますが、物を大切に使うことを教えるよい本だと思います。壊れたおもちゃはすぐに捨てるのではなく、ガビのお母さんのように壊れた物を直してあげられる母親にならなければと私も考えさせられました。