緑の森の妖精ヨナは、ある日王様から赤い山へ行くように言われました。 赤い山の妖精たちが心を入れかえて真面目に働かなければ、王様は山をこわして、赤い山の妖精たちに罰を与えると言うのです。 王様の言いつけは守らなければいけないけれど、緑の森の妖精が赤い山へ行ったりすれば、いじめられるだろう、とヨナは心配したのです。 しかたなく出発したヨナでしたが、赤い山とは逆の方向に歩いて行ったのです。 さて、ヨナの冒険の行方は…。 「ピノキオ」の原作でもある旧約聖書の「ヨナ書」の物語です。お子様への読み聞かせから大人にも読める絵本です。