りんごの精がりんごの1年を紹介するというスタンスで書かれています。少し前にペチシカの『りんごのき』を読んだのですが、似ているようで結構違いました。
この絵本は、りんごの木の1年が紹介されつつ、りんごの木のまわりの生物たちの喜びも描かれています。りんごの花に群がるミツバチや、枝にとまる小鳥などです。りんごはおいしくてみんなが大好きということを豊かに表現した絵本だと思います。特に食べることにも注意が払われていて、最後にレシピまでついています。
2歳の息子にはまだ季節の移り変わりを読んで理解するのは難しいけれど、こんな絵本を介して少しずつ感じられるようになったらいいなと思いました。