縦長の形が目に留まり、図書館で借りてきました。
デンマークあたりでは「つきのぼうや」というものの存在が信じられているのでしょうか(日本で言う月のうさぎみたいに)。それとも、絵本の中だけの話なのでしょうか。
「つきのぼうや」には馴染みがありませんでしたが、縦長の構成がとてもよく活かされた絵本です。月の高さが実感できますし、つきのぼうやが落ちていくのが感じられます。息子もとても気に入った様子でした。息子は飛行機とすれ違うところと、すすだらけになるところが特に好きなようです。
結局つきのぼうやもおつきさまも自分自身の姿に見とれているという、ちょっとナルシスト?な話ですが、そのけがれのなさもまた素敵です。