私の小1向けブックトークは『となりのトトロ』から始まります。
トトロのぬいぐるみを持参すると、子ども達の視線が飛びつきます。
結構馴染みのあるお話なんですね。
ほとんどの子が何らかの形でトトロを知っています。
そこで、「さんぽ」をオカリナで少し演奏し、この歌の作詞が中川李枝子さん、
『ぐりとぐら』、とつなぎます。
また、映画のシーンがきちんと納められていますので、
ラストでサツキとメイがお母さんに読み聞かせしてもらっているシーンを見せて、
ほら、『三びきのやぎ』を読んでるでしょ、きっと『三びきのやぎのがらがらどん』だよ、
だって、トロルって怪物が出てくるから、そこから、トトロになったのかなあ、と。
サツキとメイの姉妹が田舎のぼろ屋敷に引っ越してきます。
そこで出会った奇妙なトトロやススワタリたち。
昭和30年代ののどかな農村風景と、
お母さんの入院などに直面した子ども達の、子どもらしい心の動きなど、
未だに色あせない魅力満載ですものね。
動画で見る方が素敵ですが、このアニメ絵本でもその素敵さは体感できますね。