マーシャ・ブラウンといえば「三びきやぎのがらがらどん」「ちいさなヒッポ」をぱっと頭に浮かべばがら読みました。
このお話は「パチャントラ」というインドの昔話を題材にされたそうです。北欧民話「三びきやぎのがらがらどん」もよいですが、このお話の版画の迫力が昔話の世界を素晴らしく表現していてとても素敵です。
一度読んだだけでは、お話の終わりが子どもにはわかりにくいとおもいます。しかし、何度も何度もくり返して聞くうちに教訓が体に染みついていくのが昔話の良さだと思うので、手元に置いてくり返し読みたい絵本だと思います。