二人目が生まれてから全く何をするにも余裕がなくて、上の子に対してもイライラばかりしてしまっている自分をふと我に帰らせてくれる本、というか、本当に上の子も下の子も私にとっては大切な宝物なんだって気がつかせてくれる、そんな本だと思いました。毎日育児に追われて必死になって1日1日を過ごしているのですが、その日その日に出来なかったことも多くて、赤ちゃんにも上の子にも、もっとこうしてあげれば良かった、とその日の反省を夜になってそっと一人で考えている毎日を送っているのですが、どうしても自分の子育てに自信がなくなってしまって落ち込んでしまったりしている時にこの本を読むともっと頑張らなきゃ、という気持ちにさせてくれます。親が子を想う気持ちがこの1冊に詰め込まれている感じで本当に元気づけられるし、感動する絵本だと思います。