「誰も知らない小さな国 さとうさとる」と同時期に、自ら手にした思い出深い本です。モモちゃん世代です。 妊娠中のお母さん、ぜひぜひ読んでみて下さい!
絶対生まれてくる赤ちゃんのが楽しみで、胸がはちきれてしまいますから!
赤ちゃんとの日々は大変だけどこんなに楽しいんですよ!
子供の頃読んで、出産してまた読み返したら、全然違う読み方が出来て、それがとてもおもしろかった。
子供の頃はモモちゃんと、今はママと一緒になって読みました。
よく考えてみたら、このシリーズを集めていたのは子育て真っ最中の母だったのです。
日常のちょっとしたことが、子供の目にはこんな不思議なファンタジーに映るのでしょうかね。
童話では動物が喋って二本足歩行するのはありがちですが、このモモちゃん達の毎日では、カレー粉やくつしたまでもが喋って歩く。
大人が描いたとは思えない夢に満ちた物語の裏で、やはりお母さんである作者だからこそ描けた、母性溢れる優しい視点の成長物語でもあります。
そしてパパとの関係の悪化や死など、大人にならないと味わえない要素もあって、いつまでも読める作品です。
パパの靴だけが帰ってくる話、カバコフモシモーノの話は、大人だからこそ忘れられない。
本棚に立っているのを、娘も自主的に読んで大ハマり。モモちゃんのテストが悪いことや、ママに怒られるところに共感したようです。