「消しゴムころりん」は小学3年生の教科書に掲載されていました。教室の床に空いた穴に落としてしまった消しゴムを、ヤモリが取ってきてくれるということからお話が進みます。ヤモリとのやり取りの場面がわくわくします。その他、大きな泣き声でクラスのみんなを混乱させてしまう女の子の話や、闇が襲ってくる機械が理科室に設置される話など、わくわくする童話が載っています。
ひとつひとつは、読み聞かせすると13分くらいです。少し長いので、3年生より上のお子さんが自分でじっくり読むことに、向いていると思います。大人でも十分面白いです。