小学5年生の男の子3人組が体験する不思議な出来事を描いた作品です。
同じくらいの子どもたちは、共感する部分をたくさん見つけながら、ドキドキワクワクとした気持ちで読むことができると思います。
男の子らしい行動力、元気のよさに、とても爽快な気分になります。
見えない力に頼ろうとするちゃっかりさもありますが、いざというときには自分たちの力で何とかしようとする姿。
仲間を助けようとする優しさにも心温まりました。
お話の不思議な出来事は、偶然だったのかそうでなかったのか、結局謎のまま終わります。
物事がハッキリしないと気持ち悪い性分の私ですが(笑)、これは違いました。
神さまは本当にいたのかも・・・・
この本を読み終えたとき、そんなことを思いました。