先日「くまとやまねこ」を読んで、こちらも、この夏絶対読みたいと思っていた1冊です。
想像以上によかったです!!!
小学校最後の夏休み、「人が死ぬところを見てみたい」なんて不謹慎な好奇心から、一人暮らしの老人を見張ることを思いついた少年たち。
コンビニのお弁当を食べ、こたつに入ってぼんやりテレビばかり見ていた老人が、みるみるうちに元気になっていく。
そして、思春期の入り口にいる、さまざまな悩みをかかえた少年たちも、大きく成長していく。
こんな友情もありだね♪
読者の私たちが、すっかり魅せられたところで、突然の別れが・・・。
甘酸っぱいような、ほろ苦いような、きっとこの時にしか感じられない感情を、たっぷり味あわせてくれる、朱玉の作品☆
ぜひ、小学校高学年〜中学生の男子に読んでもらいたいです。