「井の中の蛙大海を知らず」と言いますが、
このお話は与えられた境遇、環境でも
幸せになれると伝えているような気がします。
子供は、毎年やってくるつばめさんにイメージを重ねて
世界を旅するつばめの話をピータンの様に楽しそうに
聞いています。
私はピータンの話す池で過ごす一年が
とても世俗とかけ離れた幻想的なモノに
感じてなりませんでした。
ピータンが暮らすことが出来る自然を
近くで見えなくなってしまったから...。
ノスタルジーでしょうか。
又次の年交わされるであろう二人の温かな交流を
親子で思いをめぐらせ癒されました。