86歳のひいおばあちゃんと、6歳のダミアン。
ひいおばあちゃんが大好きなダミアンは、ひいおばあちゃんからいろいろなことを学んでいきます。
それは、老いるということ、死ということ。
成長していく自分が楽しくてたまらないダミアンは、ひいおばあちゃんと遊ぶのが大好きですが、おばあちゃんは無理が出来ないことを教わります。
そして、死に近いことを学びます。
実感できない死というものにはとても重いものでありとても怖いもの。
僕が寝ている間に死んじゃいやだよ。
ひいおばあちゃんが「大丈夫」と約束してくれて、やっと安心して眠ることが出来るのでした。
死を間近にした者と、これから成長していく者のふれあい。
あしたまでの約束がいつまでも続きますように…。
ダミアンがこの気持ちをいつまでも大切にできますように…。