アンデルセン童話の有名な「ナイチンゲール」ですが、
うちの10歳の娘は、看護婦さんのナイチンゲールのことかと
思ったそうです。
有名なお話が同名のいうのはややこしいものではありますが、
逆に手に取るきっかけになるということもあるのかもしれませんね。
この赤木かんこさん訳の絵本では、皇帝が少年として描かれています。
これは少し珍しいことのようですが、
お話にはぴったりはまっていると思います。
絵も幻想的で可愛らしく、絵と物語が実にうまくマッチして、
より感動を生んでいると思います。
もう他の絵本で「ナイチンゲール」を読んだ方にも、
ぜひ手に取っていただきたい絵本です。