山脇さんの原画展で絵を見てひきつけられ、早く読んでみたいと思い借りてきた絵本です。
主人公のゆうこがゆでたまごと一緒に冒険にでるお話です。
ありえないことが成立してしまうのが絵本の良いところですね。
ゆで玉子は日常の中にあるけれど、それが動いてお話をするとありえないお話になる・・・でもそこが子供心をくすぐるんですよね。(大人の私も同類ですけど☆)
小さくなったゆうこと動くゆで玉子を見るとワクワクがおしよせます。何が始まるんだろう・・・どんな冒険をするんだろう・・・。
「ぐりとぐら」を読んだときの感覚に似ていました。
ただ・・・どんどんひきつけられていったのに冒険はあっという間に終わってしまったという感じ。
朝ごはんの間だけの冒険だからしかたないのかな?
できればもう少し長く夢を見ていたかった・・・というのが本音です。