「みちのお話 絵本ストーリー募集」で最優秀賞作品「おはなし しようよ」を元に絵本化したものです
「みち」が野球帽をかぶった男の子に、ベビーカーに載っていた事、幼稚園をいやがった事、雨の中で泣きそうになった事など、語りかけます・・・男の子には聞こえていないのですが・・・
車から投げ捨てられた、空き缶をその子が拾って、ゴミ箱に入れてくれたから、お礼を言いたいと言うのです
やがて男の子は、引っ越すことに・・・「みちはどこまでも続いている」「「またあおう」といいます
こんなにも道を身近に感じさせてくれる事で、改めて子供たちも、自分の周りの「みち」に興味を持つようです
地元の学校では地域清掃を中学生が中心になってやっています
そんな風景を見ると「道が喜んでる」なんて本気で思ってしまいます
挿絵は、木村さん、田島さんなどの共同制作で、切り貼り絵がお話の暖かい雰囲気を作っていて、すばらしいです