おばけ美術館シリーズの第3作目です。
こかげ美術館は飾ってある作品が動き出すおばけ美術館で10歳の木影まひるが館長なのです。
もちろん大人の本当の館長さんもいます。
今回の事件は館長さんがまず美術館に行けない!という事からはじまりました。
館長さんがいけなかったのは道路が凍っていたからなのですが、おばけが見えない館長さんにはなんでいけなくなるのか分りません。
ここからまひるの活躍がはじまります。
1つのちょっと寂しげな「絵」が巻き起こした事件。
どうして?どうなるの?ハラハラしながらあっという間に読めてしまいました。
『絵』にたいする画家の想いって深いんですね。
未完成ならよけいに想いが残ってしまうのでしょう
絵ってこの絵の場面の前にも後にもドラマがあるんだなぁ・・・って思うと
じっくり鑑賞を楽しめますね。