表紙の日傘をさしたうさぎさんの人柄に惹かれて図書館から借りてきました。汗諾々になったうさぎさんは、いかにもお人よしでお節介やきのように見えました。案の定、とてもお人よしで働き者で好感が持てました。たまこさんのようなお手伝いさんが理想です。お部屋に入った途端「なんてこと。ごみ箱に入ったみたい」と言うのは、ちょっと気煮なった言葉でした。我が家もきっとたまこさんに言われそうです。
働くことが大好きなので、お片づけも得意で、お掃除、洗濯とてきぱきとこなすたまこさんが楽しそうに身体を動かしているのが印象に残りました。人柄がよいので、たむもたまこさんに除じょに懐いていったのでよかったです。たむにも双子の妹が出来ておにいちゃんになってハッピーエンドの結末なんですが、裏表紙の去っていくたまこさんの後姿が寂しそうでした。たまこさんのようになんでもこなすお手伝いさんって本当に助かると思いました。