この救いのなさはここまできたか、という感じです。
本当にルルちゃんのくつしたがみつからない終わり方があるなんて!
子供も「で、どこにいったのお?」と気にしていました。
でも、子供にとっては案外楽しい絵本だったようです。
そして、この終わり方もありだと思います。
ぽいってしたら、本当になくなっちゃうことがあるというのが、このほうが言わずともわかるからです。
反対に、どこかから出てきて「ルルちゃんよかったね」という終わり方のほうが、はがゆい感じがしませんか。
やっぱりせなけいこさんはこうでなくてはという感じです。