3年前に、兄のように慕っていた友人が他界しました。
それはとても大きな喪失感で、どれだけ泣いても友人と話しても、ぽっかりとあいた穴は埋めることができませんでした。
時間だけが、私を助けてくれる・・・そう思いながら3年。
そうして雑誌で紹介されていたこちらの本に出会いました。
私の場合は、この本で立ち直ったというわけではありません。
3年の月日が私を助けてくれた、と思っていました。
でも、そうじゃないことに気がつくことができたのが、この本です。
悲しみの中にいる私を支えてくれた友人や、新しい出会い・・・私もくまと同じように、やまねこに出会っていたんだと気付きました。
もう少し早く出会いたかった。
でも今だから気がついたこともたくさんあった本だと思いました。