うさぎの ぴこぴこ」 はなびやさんの声

うさぎの ぴこぴこ 作:山崎 陽子
絵:いもと ようこ
出版社:至光社 至光社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1993年
ISBN:9784783402206
評価スコア 4.65
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みんなの声 総数 16
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  • 束の間のひと時

    息子といもとようこ作品を読破中です。図書館で見つけたのがこの本です。

    森の中でバスケットに入ったぬいぐるみのうさぎを見つけたうさぎの親子。お腹が空いているぬいぐるみのぴこぴこはショート・ケーキが食べたいと言います。最初はとてもわがままな子なのかな?と思いました。

    野性のうさぎと人工のうさぎ、この組み合わせは「まちのねずみといかなのねずみ」を彷彿とさせます。違っているのは、ぴこぴこは野性の良さも受け入れていくところです。と言っても私たちもとても人工的な生活を送っていますから、いきなり野性の中に放り出されたらこんな感じかもっとひどいかもしれません。

    迎えに来て「かえりたいけど…かえりたくない」と泣くぴこぴこがいじらしかったです。

    かあさんうさぎが聞き耳をピンと立てて、ぴこぴこの鳴き声をキャッチするあたりもうまく描かれていると思いました。りすがどんぐりのくびかざりを持って走ってくる姿もとてもかわいらしかったです。

    野性と人工のうさぎの束の間のひと時が、楽しく描き出されていると思いました。

    投稿日:2008/01/16

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