この絵本の表紙をみて、娘が「これ、むかしばなし?
むかしばなしでしょ?」と。
もう表紙からむかしばなしの匂いぷんぷんです。
で、むかしばなしはわりと苦手な娘なのですが(たぶん
鬼とかこわいものがよく登場するから、というのと、誰かが
傷ついたり死んじゃったり、ということが多いから)、
この絵本は大丈夫でした。
いっすんぼうしが小さくてかわいいからかな?
「ちび ちび」と言われてばかにされている場面では
やっぱり憤慨していましたが(小さな子どものそんなまっすぐ
な気持ちが好きです)。
私はお話をすっかり忘れていて。
おわんをふねにすることは覚えていたのですが「針」を刀に
していたのですね。むぎわらを鞘にして。
そんなところが、かわいらしくてツボでした。
小さいのにがんばってるってところも微笑ましくて、大人に
なってみるとまた子どもの頃とは違った感覚で読むことが
できるものですね♪