[奇想天外の巻]も喜んで読みましたが、「お正月に向けて、これでしょ。」と“松竹梅”の入っている[滋養強壮の巻]を、息子に薦められました。
久々に私も一緒に読みましたが、やはり絵と解説があると、こどもの理解の助けになります。
7歳の頃の息子にうけたのは、“権兵衛狸”。
11歳現在の息子は、“牛ほめ”。
家を建てた佐兵衛おじさんの所へ行って、「家ほめ」をしてこいと父親に言いつけられた松。
「家ほめ」の流れるような口上を父から仕込まれ、おじさんの家へ行くのですが…。
お手本のお父さんの「家ほめ」の部分を、CDを聞きながら絵本を見ていました。
この部分が、「気持ちいいほど流暢だ」とお気に入りです。
読後、解説を読み(今回初めて読みました)、自分でも音読をしてコロコロ笑っていました。
ラストのおちにも、良くこれほど笑えるものだと言うくらい笑っていました。
彼いわく、「落語は何度聞いても、読んでも面白い。」