それは雨の日のどんより暗い朝に起こりました。
パパがママにいってきますのキスを忘れたのです。
ママは不機嫌になってしまって 男の子に八つ当たり。
その男の子はおねえちゃんに八つ当たり。
・・・どんどんどんどん不機嫌な気持ちがいろんな人に伝染していきます。
登場人物はみんな眉間にしわを寄せて不機嫌の極み。
なんだか読んでいて気持ちまでどんよりしてしまいます。
でもその暗い空気を打ち破ったのは思わぬお方(^m^)
一転お話のカラーは明るくなっていきます。
ラストはとっても爽やかだけれど
親子で読後感がスッキリいかないな〜って気がしました。
ちょっと前半の雰囲気が重過ぎたのかなあ。
大好きなゾロトウ&ローベルなんですが今ひとつ気持ちが入っていけませんでした^^;