写真絵本です。
表紙いっぱいのみかんを見ると、「あ〜、みかんの絵本ね」と一目でわかります。
開けたら、更に“みかん”尽くしでした!
ちょっとした仕掛け絵本(というほどではないのですが、ページの作り方に細工があったりして)で、写真の撮り方も、絵本の構成も『不思議なことを知る』という見地から作られている気がすごくして、読んでいて楽しかったです。
一房の中の小さな粒々が登場するところがあるのですが、
一房の中に270粒以上もあったよ。という文がありました。
ここに出ている写真で数えようとは思いませんが、数えた作者(スタッフ)に拍手です!7もちろん確かめたい人は自由に数えられますので、チャレンジしてみるのも楽しいかもしれません。
最後まで、遊び心のある素敵な作品でした。
もう少しみかんので回る時期になったら、ぜひ小学校の子どもたちに紹介したい1冊です。