小学校2年生の長女が図書館から借りてきた絵本です。題名も面白そうですしユーモラスな挿絵に惹かれたので、一緒に読むことに。少し長めのおはなしでしたが、主人公ロボワンの行く末が気になって、一気に読み切りました。
そうじ、せんたく、料理など、家事が何でもできるロボ・ワンは、新米発明家のトムがつくった本物そっくりの犬型ロボット。人間と同じ気持ちを持つロボ・ワンは優しいご主人様に飼われて幸せに暮らしたいと願っていましたが、家族全員ぐうたらでなまけもののヨゴレータ家に引き取られてしまいます。
毎日毎日、朝から晩までヨゴレータ一家にこきつかわれるロボワンの姿は、かわいそうで胸が痛くなるほどでした。でも、運命の出会いがロボワンに訪れます。
川で溺れた女の子を助け、おかあさんに「いい子ね」と褒めてもらって頭をなでられ、女の子に「ありがとう!」と言って抱きしめられるのです。そんなロボワンに心から「よかったね」と言ってあげたくなりました。
娘も大満足の様子で、「面白かった!」とうれしそうにしていました。