子供の頃に読んだ懐かしい絵本です。
また出会えて、ちょっと感動してしまいました。
おじさんが落とした手袋の中に、次々と動物達が入りこんでいきます。
「え?うさぎも?」
「きつねも?」
「おおかみも!?」
ありえない大きさのものが、どんどん登場するので、子供はびっくりです。
どうやってはいるのか、次はどんな大きさの動物が来るのか、いつ手袋が破れてしまうのか。
子供は、ハラハラドキドキで、ページがめくられるのも、もどかしく横から覗き込んできます。
手袋に、窓を作ってしまったり、ありえないおかしさが何ともいえず大好きです。
これだけふざけた内容なのにもかかわらず、絵の美しさが素晴らしく、何十年たっても素晴らしい絵本です。