子どもの本を買うために訪れた絵本コーナーで、この本に再会しました。昔、大好きだった絵本は、35年以上たっても覚えているものなのですね。迷わず購入したことは、言うまでもありません。
この本の楽しさは、理屈ではないのです。てぶくろに動物がはいるはずは・・・なんて大人の常識は子どもには無関係です。「だれ、てぶくろにすんでいるのは」と次々登場する動物たちに夢中になり、すぐに自分も動物たちの仲間です。セリフも覚え、「くいしんぼねずみ。あなたは?」・・と言って参加してきます。次はどうなるのかワクワクしている子ども達は、ページをめくるたびに歓声です。
動物が増えるたびに、住みかのてぶくろが 変化しているのも、子どもは見逃さず楽しんでいました。