おじいさんの落とした片方の手袋に、ねずみやかえるなどが次々に住み着いてしまうというお話に、子どもたちはどきどき。
「まさか!」という大きさの動物まで入ってしまう楽しさと、「くいしんぼうねずみ」「ぴょんぴょんがえる」などの可愛い名前、そして、前の登場人物の名前を覚えて、それをどんどん足してという、大好きな繰り返しのおもしろさに、どんどん惹かれていきました。
「はちきれそう!」という緊張がどんどん高まりますが、手袋をなくしたことに気づいたおじいさんが戻ってきて、拾い上げる時には、動物たちは消えています。
緊張がとけ、「あ、夢だったのか。」といった余韻が残るところが良いですよね。