月刊誌で「てぶくろ」の簡易版を読んだことがあり、今回絵本クラブから配本されるのを楽しみにしていました。
動物がたくさん出てくる絵本は子供はとても好きですが、この本も例に漏れず大ヒットでした。
寒々しい雪景色の中に落ちている手袋。そこにやってくる動物たちの会話。ありえない話だけど、最後のページでは、「あれ、夢?それとも・・・???」と考えたくなるエンディングが面白いと思いました。
子供は、大きい動物が手袋に入ろうとするのを一生懸命応援していました。無事手袋に入れると安堵の表情。でも最後のページは「あれ?」と言っていました。子供なりに何か不思議な感触を味わったのでしょうか。
今後数年に渡り楽しめそうな絵本です。