この本は、絵本ナビで、他の方の感想を読み、是非読んでみたいと思っていた本です。
この本には、二人、すばらしい人が出てきます。
ひとりは、いそべ先生。
ちびの、個性を最大限に引き出し、そして、学級のほかの子供たちに、”自分たちがちびにしてきたこと”を自分で、反省させました。
最初の一年生のときの先生の絵は、まるでヤ○○さんですものね・・・絶対である先生への恐怖、不信感。学級のみんなは、ちびをいじめることで、自分のバランスをとっていたのかもしれませんね。そんなことはいけないことなのに。
そして、もうひとりは、腐らなかった”ちび”でしょう。
つらい毎日を、6年間休まず、皆勤賞をとるなんて、ほんとに、君はすごい!!
腐らず、前向きに生きていくことの大切さ。
周りに流されず、本質を見抜くことの大切さ、を教えてくれる本です。
子供が、もう少し大きくなったら、読んであげたい本です。