息子は、表紙の絵がどの場面で出てくるかとても気になったようでした。
この事件ほど、ネートがかわいそうだと思ったことはありません。
真夜中に、いつも変な事件を依頼するロザモンドから電話があったからです。
「またロザモンド」と言うネートの悲哀が聞こえそうでした。
私でもうんざりしてしまうと思いました。
だから、最後のセリフがとても利いているので、クスッと笑えました。
それにしても、ネートは頑張り屋さんだなあと思いました。
こんな大変な友だちにつきあわなくてはいけなのだから。
大人でも充分に楽しめる内容だと思います。
ロザモンドを大変な仕事先と置き換えてみると、すごく現実感が増しそうだと思いました。