この本、うけますよ。うけるだけでなく、違うタイプのおとうさんの愛情もしっかり感じられるおはなしです。
正統派ウルトラマンとうさんに対して、ちょっとおまぬけバルタンとうさん。
特に、おとうさんはやすまないAとおとうさんはきびしいAのエピソードはお気に入りです。
長女は最初「なんか意味わかんない。」
と愚痴っていた割には、何回かリクエストしてきたりして、なんかちょっとくせになる感じの面白さです。
確かに子供には分かりにくい世界が描かれているかもしれませんが、大人がにやけながら読むにはちょうどいい本です。
基本的に宮西さんの絵本が好きですが、涙なくしては読めないティラノシリーズよりも個人的にはこっちのほうが好きかも・・・。