佐藤さとるさんは、私が子供の頃から大好きだった作家です。そして、村上勉さんの絵も、佐藤さんのファンタジーの世界を引き立たせます。
小学生になった娘に、そろそろ、彼のファンタジーの世界を知ってもらいたくて、読み聞かせました。
ツリーハウスに興味がある娘は、楽しそうに聞いていました。そして、時々、内容を早く知りたくて、私より早くページをめくろうとしていました。木をどんどん登っていく所になると、本の向きを変えないといけない趣向になっています。ツリーハウスの四季折々も素敵です。
都内では、なかなかこんな大きな木は育てられないけど、子供の夢は大いに膨らみます。子供に、ファンタジーの素晴らしさを教えてくれる本だと思います。是非、お子さんと一緒に、佐藤さんのファンタジーの世界を楽しんでみてほしいと思います。