5年ほど前に担任していた子が、本の紹介をしたいと言って家から持って来てくれた本。
その子のお母さんが子供のころから大切にしてきた本だということでした。
懐かしい村上勉さんの絵に、私の小学生時代に読んだあのコロボックルシリーズがよみがえってきました。
このお話との出会いは小学校高学年のときに読んだ短編集でした。絵本があるとは5年前まで知らなかったのですが、当時4年の子供たちに紹介するともう大喜びでした。
話の内容は他の方が紹介されているので省きますが、
少々長いお話で、途中中だるみするかなと思うところもあるのですが、村上さんの絵にも助けられ、4年生、1年生、2年生、6年生…どの学年でも喜んで聞いてくれます。
また、読後に図工で「自分のほしい木」を描く学習をすると子供たちも創造力をふくらませ、見ごたえのある絵をどんどん描くことができます。
勤務校では、古くなって棚の隅に追いやられていた佐藤さとる全集を私が引っ張り出してきて、
正面を向けて展示させたところ読む子供が出てきましたよ。