にわとりのロージーがお散歩。
でも、最初からずっとキツネが狙っています。
ところがキツネは不運続き、鋤にぶつかったり、鉢においかけられたり。ついにはロージーどころではなくなって逃げていきます。そんなこととは知らないロージーは、晩ごはんに間に合ったなんてのん気なことを言いました。
本人は全然知らないところで、たくさんの危機から救われている。だから、その幸運に感謝することもない。
実はみんなの人生もこんなことかも。
気付かずに「不幸」だと思っているのかもしれない。
キツネの説明は文字では一切なく、絵で理解していく。
絵を読む絵本。
最後までどうなるかハラハラしながら読める。
娘もユーモラスなキツネの表情が好きなよう。
理解できるか心配でしたが、意外にも好きでした。