どうしても超えられない壁がある。
あきらめてしまいたくなることがある。
どうしたら、そんな今の自分を超えていけるのでしょう。
体育でボルダリングの授業という例は一般的ではないかもしれませんが、このスタートは暗示的かもしれません。
カイラは、どうしたら今の自分を乗り越えられるかを家族に聞いてみます。
父親の姿勢、母親の行動力、おばあさんの継続力を通して、様々なヒントが込められているような絵本です。
そして手を差し伸べてくれる人や、支えてくれる仲間ができたら、胸をはって進んでいけますね。
雨の日でもジョギングを続けているおばあさんのパワーには驚きますが、継続を力にかえた姿勢には私も教えられました。
人を大切にして、時には人に救いを求める。
美しい言葉があちこちに見られました。