昔、あるところに立派な王様と、小さくてかわいらしい王女様がいました。ある日、ふたりは散歩に出かけます。付いてきた犬のペレと一緒に庭の端まで歩いたのですが、王女様は扉の向こうの森の中を散歩したいと言いました。仕方なく王様は扉の鍵を開けて森へ行くことにしました・・・。
活発な王女さまと思慮深い王さま・・・。かわいい王女さまと、ステキなお父さんの王さまのお話しです。森に住むうさぎや熊との掛け合いもとてもほのぼのしていて、ベスコフの絵からもとてもいい雰囲気が感じられます。
お話しは少し長く感じるかも知れませんが、年長さんくらいの女の子ならきっと楽しめると思いますよ。