題名の「おうじょさま」にそそられたのと、作者がエルサ・ベスコフだったので図書館で私が借りた本です。
王様のマイペースぶりがおかしかったです。王女様が話しかけているのに、つぐみの歌を聴いているなんて。
王女様はクマを見ても驚かないし、無邪気にクマの背中に乗ってしまうところがすごいです。王女様の立ち居振舞いは、堂々としています。
王様も王女様もえらぶった振舞いはなく、どちらかというと普段着な感じで、親近感が持てました。鍵をなくして塀をのぼるところに笑ってしまいました。お妃様が几帳面という設定もおもしろかったです。