まるであやとりの糸かなにかのような、王さまの鼻。
描かれている場面ごとの長さも様々で、そのたびに指を走らせては、
長さを確認して「え〜〜〜っ!?」。
なんともおかしいです。
王さまだというのに、威厳という言葉とは遠そう。
王さまの部屋は子ども部屋みたいにおもちゃが散乱。
そして、王さま自身も、まるで子どもみたい。
お城を抜け出す所までは実験をして計画を立てるのだけど、
最後までちゃんと予想していないから、鼻の長さは足りないし、
行動も行き当たりばったり。お城を思い出して帰った王さま、
やっぱりぬいぐるみと寝たりして、子どもみたい。
シリーズがたくさんあるようなので、他の本では王さまが何をしているのか、
とっても気になっています。