初めての飛行を翌日に控えた小さなプロペラ機のお話です。
長い滑走路を目の前にしてたたずむ場面では
一緒にドキドキしました。
(新しい世界に飛び込む時は
不安な気持ちで心がいっぱいになっちゃうこと、ありますよね。)
ジェット機と自分を比べて 劣等感を抱く場面も
なんだかとても共感しちゃって…。
(似たような気持ちを抱くこと、時々あります。)
また、どこまでも続く青空へと飛び立った場面では
一緒に達成感を感じたようでもありました。
ちいさなプロペラ機の気持ちに共感する場面が多く
ジェット機から掛けられる言葉は
自分も背中を押されているようでもあり
一歩先から手を差し伸べられているようにも感じました。
小さい子どもから大人まで
幅広い年齢層で楽しめる絵本だと思います。
お気に入りの1冊となりました。